イラク戦争を考える連続講座第56
孫崎 享さん(元外交官)に聞く『日米同盟の正体』とイラク戦争
今、民主党政権のもとで、沖縄の普天間基地返還が問題になっていますが、マスコミ報道では、現行案(辺野古新基地建設)でなければ、日米関係を損なうとの報道が目に付きます。かつて、イラク戦争の開戦に当たって、日本政府(小泉首相)はすぐさま戦争を支持、ショウ・ザ・フラッグ、ブーツ・オン・ザ・グラウンドなどの言葉を受けて自衛隊を派遣しました。 アメリカに追随することが日米同盟のあるべき姿なのでしょうか。
著書『日米同盟の正体』(講談社現代新書)で日米安全保障条約の変質を問うた孫崎享(元外交官)さんにお話を伺う。
=孫崎さんからのメッセージ=
日米安全保障関係は、今大きな転換期を迎えています。1960年の安保条約は対
象地域を極東とし、かつ第一条にて「国際連合の目的と両立しない他のいかなる
方法によるものも慎むことを約束する」としている。しかし、2006年日米で合意
された「日米同盟:未来のための変革と再編」では対象を「世界」とし、「日米
共通」の戦略で「国際的安全保障環境の改善」としている。イラク戦争を考えな
がら、「国際的安全保障環境の改善」の持つ問題を問う。
孫崎 享(まごさき うける)さん
1943年旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退、外務省入省。英国(2
回)、ソ連(2回)、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ
勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。国際
情報局長時代は各国情報機関と積極的に交流。2002年より防衛大学校教授。この
間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。2009年3月退官。
『日本外交 現場からの証言』(中公新書)で山本七平賞を受賞。他の著書に『情
報と外交』(PHP)、『カナダの教訓』(ダイヤモンド社)がある。
【日時】2010年6月15日(火)19:00-21:00
【場所】世田谷区烏山区民センター3階第4会議室
(世田谷区南烏山6-2-19・京王線千歳烏山駅下車)(定員48名)
【料金】800円
【主催】今とこれからを考える一滴の会
03-5313-1525(留守がちですのでメッセージを残してください)