
遅い夏休みで、ドイツ(フランクフルト、デュッセルドルフ)、ベルギー(ブリュッセル)、チェコ(プラハ)へ行ってきた。それにしても、中東からの移民の多さに今更ながら驚く。ドイツのタクシー運転手は、トルコ人が多い。一見してわかる。フランクフルト空港から乗った運転手に、トルコ語で声をかけるが無視される。私のトルコ語がひどかったのか、と思ったが、トルコ人だと明かしたくないのかと感じた。
フランクフルト中央駅近くには、リトル・イスタンブールといったトルコ人街。「ワタン」とか「アンタルヤ」とか、そんな名前の店が多い。思わず、トルコ食堂に入りたくなるが、この旅行の目的ではないので、やめる。
デュッセルドルフからフランクフルトの車窓からは、線路沿いに並ぶ家々の屋根にイラン国旗が立てられているのが見える。「革命体制派」の移民か・・・。
ブリュッセルでは、イラン人のタクシー運転手に当たる。携帯電話でペルシャ語をしゃべっていたので、すぐ分かった。在住30数年とかで、革命前から来ているという。こちらは、筆者がイランから来たというとえらい喜んで、イラン国内の事情を聞きたがる。ベルギーのイラン人は、「みなムサビ氏(先般のイラン大統領選改革派候補)支持」と言っていた。
そういえば、先日行ったスイス・ジュネーブでは、アフガニスタン人のタクシー運転手に当たった。なんとか党のシンパで、事実上の国外亡命なので、アフガンには帰れない、と言っていた。タジク人だといい、ペルシャ語というかダリー語をしゃべるが、テヘランで聞くペルシャ語とはえらい違っていて、聞き取るのに難渋する。
3か国、それぞれビールが旨かった。アラブ人街でもあるブリュッセル南駅近くでは、ランビックビールの名門カンティヨン醸造所を見学し、その近くのベルギービールカフェ「MOEDER LAMBIC」(写真)へ。ここはかなり理想に近いカフェだった。ブリュッセルでいえば、超有名店の「ラ・ベカス」「モルト・シュビット」なんかより、ずっといい店。