20日から27日までの日程で、東京都内5会場で開催されている「難民映画祭」に、行ってきた。見ようと思いつつ、果たしていなかった、広河隆一氏が監督したドキュメンタリー「パレスチナ1948・ナクバ」を、渋谷のNHKふれあいホールにて。映画祭は、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所の主催で、今回が第3回というが、初めての鑑賞となった。料金無料ということもあって、豪雨にもかかわらず、会場はほぼ満員。上映後には広河氏のあいさつと質疑応答が行われた。
作品は、広河氏が報道写真家などとしてイスラエル・パレスチナ紛争に関わり続けた40年間の総決算という意味合いが色濃い。広河氏は、この作品に織り込めなかったエピソード、ストーリーがたくさんあったと強調した上で、40時間以上の「完全版」の完成に向けて追い込み中、とアピールされていたが、今回上映の2時間11分のバージョンでも、「広河氏とパレスチナ」の関係性がわかる内容となっていた。
1948年の「イスラエル建国」のパレスチナ側の呼び名である「ナクバ」(アラビア語で破局の意)で故郷を追われ難民化したパレスチナ人のその後の苦難を追いかけるという基本的な流れがあるが、やはり、強烈な印象を観客に与えるのは、レバノンの「サブラ・シャティーラ難民キャンプ」の虐殺をとらえた広河氏の作品の数々だ。この事件は、広河氏が、世界に先駆けて報じた「スクープ」と評価され、今も、ジャーナリスト・広河隆一を象徴するものになっている。
あいさつでも言っていたように、広河氏がこの作品に込めたのは、「現在のイスラエル・パレスチナ問題の出発点はナクバにある」という点だ。
このほか映画祭では、イランのクルド人監督バフマン・ゴバディ監督の「亀も空を飛ぶ」や、NHK制作でテレビで放映された「リトル・バグダッド」など中東モノが上映されるようだ。
以前に鑑賞した際に拙ブログに書いた「亀も空を飛ぶ」評は、こちら
作品は、広河氏が報道写真家などとしてイスラエル・パレスチナ紛争に関わり続けた40年間の総決算という意味合いが色濃い。広河氏は、この作品に織り込めなかったエピソード、ストーリーがたくさんあったと強調した上で、40時間以上の「完全版」の完成に向けて追い込み中、とアピールされていたが、今回上映の2時間11分のバージョンでも、「広河氏とパレスチナ」の関係性がわかる内容となっていた。
1948年の「イスラエル建国」のパレスチナ側の呼び名である「ナクバ」(アラビア語で破局の意)で故郷を追われ難民化したパレスチナ人のその後の苦難を追いかけるという基本的な流れがあるが、やはり、強烈な印象を観客に与えるのは、レバノンの「サブラ・シャティーラ難民キャンプ」の虐殺をとらえた広河氏の作品の数々だ。この事件は、広河氏が、世界に先駆けて報じた「スクープ」と評価され、今も、ジャーナリスト・広河隆一を象徴するものになっている。
あいさつでも言っていたように、広河氏がこの作品に込めたのは、「現在のイスラエル・パレスチナ問題の出発点はナクバにある」という点だ。
このほか映画祭では、イランのクルド人監督バフマン・ゴバディ監督の「亀も空を飛ぶ」や、NHK制作でテレビで放映された「リトル・バグダッド」など中東モノが上映されるようだ。
以前に鑑賞した際に拙ブログに書いた「亀も空を飛ぶ」評は、こちら
