さて、昼食は、エジプト館に併設されているエジプト館でとることに。おめあては、コシャリである。エジプトが誇るユニークな大衆食。マカロニ、ライス、レンズ豆のごった煮にピリ辛トマトソースをかけたもの。やや胃にもたれる「きわもの料理」だが、一度食べればくせになる、という点では、名古屋の「あんかけスパゲティー」のような存在かも。もちろんコシャリは、エジプト全国区の食べ物だが。
さて、その「エジプトフードカフェ」(写真)だ。メニューは、コシャリ(1000円)のほか、ターメイヤ(そら豆のコロッケ)などエジプト料理のほか、「36種類のスパイスが食欲をそそる」というふれこみの「エジプトオールドカレー」(1000円)なるものもある。とりあえず、実在のエジプト料理である、コシャリと、ターメイヤ、モロヘイヤスープを注文する。

でてきたコシャリがこれ(写真)。ごはんにピリ辛トマトソースがかかっている「食べ物」だ。今回同道したエジプト在住経験3年で、エジプト料理にはかなりうるさい名古屋在住S氏が、「これが、コシャリか」と、思わず声を荒げる。2001年にカイロを旅行し、ダウンタウンの名店でコシャリを堪能した経験を持つカフェバグダッドのMさん(写真)も不機嫌そうだ。まあ、ソースの味は、一応コシャリではあったが。シャッタ(唐辛子ソース)もなかったし、やはり、コシャリとはいいがたい食べ物であった。
愛知万博公式HP
エジプト館の中は、エジプトの観光名所ハーン・ハリーリー市場をこぎれいにしたような、パピルスを中心としたみやげ物屋と、古代エジプトの遺跡、棺の模型を展示するスペース。期待はしていなかったが、フェイク感漂う感じは、むしろ、エジプトの一面を正しく示しているともいえる。
売り子の一人、ハニー・フェリガーニさんは、カイロ大学日本語学科卒業といい、日本語を多少話す。カイロ郊外サッカラで、「エジプト・カーペット・スクール」という(多分)みやげ物屋を営んでいるという。
ハニーさん曰く。「カフェ行った?コシャリ食べた?あれは、エジプト料理じゃないよ。日本人が作っているから」。ハニーさんも、日本企業が運営しているカフェには不満の様子だった。みやげ物の売れ行きについては、「日本人は、千円以下のものとか買わない」とも。見透かされていた。