カフェバグダッド第四弾「イラン映画と詩の蜜月」が27日、東京・江古田のイラン料理店「ラリン」で行われた。参加者は41人。イラン文学研究家のスズキシュリさんが、イラン社会で重要な位置を占める詩と、イラン映画の関係について、夭折の女性詩人フォルーグ・ファッロフザード(1934?1967)に焦点を当てて話をした。紹介した映画は、アッバス・キアロスタミの「風が吹くまま」、アボルファズル・ジャリーリーの「少年と砂漠のカフェ」、モフセン・マフマルバフの「サイレンス」の三作。作中で、直接、間接的に登場するフォルーグの詩を、イラン人留学生マリヤム・ハラジさんが朗読し、参加者らは、流麗なペルシャ語の響きに聞き入った。ウズベキスタン風ポロウ(ピラフ)の食事の後、テーブルには、水タバコが配置され、中東のカフェさながらに、甘い水タバコの煙が会場に漂った。
参加者の一人は、「これまでのイベントに比べても、皆が真剣にトークに聞き入っていた。日本での、イラン映画や文学などイラン文化への関心の高さを実感した」と話していた。参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
鈴木さんの今回の話に関連したイラン映画と詩の関係についての記事が、鈴木さんらが編集した「イランを知るための65章」に収録されています。関心のある方は参考にしてください。

イベントで、女性詩人フォルーグ・ファッロフザードの詩の日本語訳を朗読するスズキシュリさん(右)と、フォルーグの詩をペルシャ語で朗読した、マリヤム・ハラジさん。マリヤムさんは、イラン北東部のシーア派聖地、マシュハドの体育大学を卒業後、来日、現在首都圏の大学で日本語を勉強しながら、日本の体育系大学への進学を目指している。得意なスポーツは、バレーボール。
イランで、詩を朗読する機会は「ほとんどなかった」とマリヤムさんは言い、「いい経験になった」と話していた。

イベントには、イラン国営通信(IRNA)東京支局記者、モクタリ・ダヴィッド氏も参加、助っ人として、会場から出た質問に、イラン人の目から答えていただいた。「アッバス・キアロスタミ監督のイラン国内での受け止められ方は」との問いに対し、モクタリ氏は「キアロスタミ監督の海外の映画祭などでの所作が、イラン当局が苦々しく思っていることは間違いないし、作品についても、「桜桃の味」でイスラム教が禁止している自殺の問題を扱ったていることなどを、決して快く思っていない。そうしたキアロスタミの(芸術家としての)厳しい立場を国民は、かなり同情的にみている」などと語った。イスラム共和国体制という自由な芸術活動にとって厳しい環境が、キアロスタミの映画制作のバネになっている、との見方もあるが、イランの映画監督と、当局、そして国民の関係について、参考になる話だった。
モクタリ・ダヴィッド氏は、昨年秋、イランの笑い話を集めた「イラン・ジョーク集」を著している。

参加者の一人は、「これまでのイベントに比べても、皆が真剣にトークに聞き入っていた。日本での、イラン映画や文学などイラン文化への関心の高さを実感した」と話していた。参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
鈴木さんの今回の話に関連したイラン映画と詩の関係についての記事が、鈴木さんらが編集した「イランを知るための65章」に収録されています。関心のある方は参考にしてください。

イベントで、女性詩人フォルーグ・ファッロフザードの詩の日本語訳を朗読するスズキシュリさん(右)と、フォルーグの詩をペルシャ語で朗読した、マリヤム・ハラジさん。マリヤムさんは、イラン北東部のシーア派聖地、マシュハドの体育大学を卒業後、来日、現在首都圏の大学で日本語を勉強しながら、日本の体育系大学への進学を目指している。得意なスポーツは、バレーボール。
イランで、詩を朗読する機会は「ほとんどなかった」とマリヤムさんは言い、「いい経験になった」と話していた。

イベントには、イラン国営通信(IRNA)東京支局記者、モクタリ・ダヴィッド氏も参加、助っ人として、会場から出た質問に、イラン人の目から答えていただいた。「アッバス・キアロスタミ監督のイラン国内での受け止められ方は」との問いに対し、モクタリ氏は「キアロスタミ監督の海外の映画祭などでの所作が、イラン当局が苦々しく思っていることは間違いないし、作品についても、「桜桃の味」でイスラム教が禁止している自殺の問題を扱ったていることなどを、決して快く思っていない。そうしたキアロスタミの(芸術家としての)厳しい立場を国民は、かなり同情的にみている」などと語った。イスラム共和国体制という自由な芸術活動にとって厳しい環境が、キアロスタミの映画制作のバネになっている、との見方もあるが、イランの映画監督と、当局、そして国民の関係について、参考になる話だった。
モクタリ・ダヴィッド氏は、昨年秋、イランの笑い話を集めた「イラン・ジョーク集」を著している。
















