水タバコ Waterpipeの最近のブログ記事

少し旧聞だが、シリアが公共の場での全面禁煙に踏み切ることになった。シリア国営通信が、10月11日、バッシャール・アサド大統領が署名した大統領令の内容を報じた。日本メディアでは、毎日新聞の和田浩明記者が10月14日付朝刊で、シリア中部ハマ発で報じている。

カフェ、レストランをはじめ、公共交通機関、学校なども対象になるとのことだが、なんと、水タバコもその対象になるという。アラブ世界の大都市の中でも有数の歴史と風格を誇る、ダマスカスのカフェから、水タバコが消える、ということなのか?

違反者には、2000シリア・ポンド(約4000円)の罰金が科せられるという。

 

ジュネーブカフェCIMG0892.JPGスイス・ジュネーブは、レマン湖のほとりにあるリゾート地。夏には世界中の富豪が集まることで知られるが、ペルシャ湾岸からも金持ちたちがわんさと押しかける。従って、水タバコがないわけはないと思っていたが、市街地を歩くと、あるわ、あるわ。湖を眺めながら、吸えるロケーションのカフェは、見あたらなかったが。

湖畔から数百メートルのところあったインターネットカフェとバーが合わさったような店で、水タバコを吸っていたら、シリア人、マハムード氏(写真)に声をかけられる。久しぶりのアラビア語。どうしても、ペルシャ語とちゃんぽんになってしまうのが、哀しい。

マハムード氏は、貿易商で、ここスイスや、トルコなどを駆け回っているそうだ。

何もかもが物価高のジュネーブだが、ここの水タバコは、10スイス・フラン。今の円高レートなら、900円と、以外に安い。金持ち本位の街で、懐を気にせずに楽しめる娯楽っていうことか・・・。

欧米では、タバコをたて続けに吸うことを「トルコ人のように吸う」と言ったりするようだ。そのトルコでも、来年から公共の場所での喫煙が禁止になる、とAFP通信が報じていた。禁煙法案が可決されれば、50トルコ・リラ(42米ドル)の罰金が課されるとか。欧州連合(EU)加盟を目指す諸改革の一環ということのようらしい。

AFPの記事

気になる水タバコも、当然、禁止の対象に含まれているようだ。記事は、アンカラの下町のカフェの客の「アンカラの冬は寒い。外でタバコを吸うのは、まるで拷問だ」との声を紹介。そりゃ、そうですよ。ところで、このカフェのあるアンカラ下町のKizilay地区は、最近、水タバコバーが「リバイバル」しているのだという。

さらに、ところで、以前、紹介したイランでの水タバコ禁止だが、どうやら実質的に撤回されたらしい。「日本語で読む中東メディア」が、イラン紙ジャーメジャムの1月27日付の記事を紹介している。

ジャーメジャムの記事

(写真は、イスタンブール・トプハーネのカフェ、画像クリックで拡大)



アラブ首長国連邦ドバイ発行の英字紙「ハリージ・タイムズ」などが報じたところでは、イランで、公共の場所での喫煙を全面禁止する法律が、12月22日から施行された。

これがその記事

ホテルやレストラン、チャイハネ、カフェなどではすべて禁煙となるらしく、ゲリユンと呼ばれる水タバコも店舗での提供が禁じられるという。
警察には、違反した店への警告や営業の一時・永久停止処分の権限が付与されるという。
ただ、この記事は、ホテルなどを除いて、法律は無視される可能性も高いと見通しを語っている。


6月9日付読売新聞都民版に「水たばこ広がる輪」との見出しで、水タバコの「静かなブーム」を紹介する記事が掲載された。

記事はこれ

記事では、東京・下北沢の水タバコカフェ、「シーシャ」に集う人々の様子を紹介するとともに、本ブログでも何度か紹介した東小金井で水たばこパーティを主催するシリア人、ムハンナド・アルカイエムさん(記事では、モハネド・アルカエムさん)の活動が紹介されている。ところで、ムハンナドさんが計画していたアラブ・カフェが、ついに今週、吉祥寺にオープンするようだ。さっそくのぞいてこよう。
筆者が知る限り、水タバコ「ブーム」をこれまで紹介した全国紙は、朝日新聞(2007年1月の夕刊)、産経新聞東京新聞。ほかに、日経MJ日経トレンディなども。

世界保健機関(WHO)が、水タバコの健康への影響などに関するレポートを発表した。WHOは、31日を「世界ノーたばこデー」と決めているらしい。

これが現物

要は「詳細な研究はこれからだが、紙巻きタバコを吸うのと同様のリスクが、水タバコにもあるようだ。ゆえに、タバコ並みの規制が必要」ということのようだ。まあ、こうしたレポートが出るのも、水タバコの世界的な拡大の結果とも言えそうだが。

5月30日付朝日新聞夕刊2面に、WHOレポートに関する記事が掲載されていた。



6月26日付の産経新聞に、山手線日暮里駅近くの水タバコ・カフェ「カリユン」が紹介された。「記者が挑戦」という続きものの一環で、頼永博朗記者が、水タバコに挑戦したようだ。
記事の中で、名物店長の山川朋美さんは「時間と心にゆとりがないと楽しめませんよ」と語っている。なんと、記事中には、山川店長の年齢も示されている。

このブログのカリユン紹介ページ

カリユンHP

ところで、こちらのブログにはまだ紹介していなかったが、6月2日付東京新聞に、下北沢シーシャが紹介された。東京解剖図鑑SPOT街角というコーナーで。店主・トモさんはここで、本名もカミングアウトしている。

このブログの下北沢シーシャ紹介ページ



東京在住シリア人、ムハンナド・アルカイエムさん(写真)が黄金週間の間、アラブ・カフェ風に作り上げた自宅アパートに客人を水タバコなどで歓待する、「アラビアン・ナイト・イン・東京」という企画を行っている。ムハンナドさんからじきじきに招待をいただいたこともあり、早速中央線東小金井駅近くの自宅を訪ねてみた。
驚いた。六畳ほどの自宅居間を、絨毯敷きのアラブ式ゲストルームに改造していた。やや小ぶりの器具でリンゴ味の水タバコを、シリアのハーブティ「ズフラート」とともにいただく。ムハンナドさん手製のホンムスや、シリア首都ダマスカスから取り寄せたクッキーも。音楽はもちろん、アラブが生んだ偉大な歌姫、ウンム・クルスーム。彼の嗜好はどこまでも、正統アラブ式だ。当然、気が合う。
ムハンナドさんは、世界遺産遺跡のあるパルミラ出身で3年前に来日した。日本で、英語とアラビア語の講師などをしながら、日本でのアラブ文化紹介に取り組んでいる。水タバコ器具の販売もしているという。今回のような、自宅を開放した「一日アラブカフェ」も定期的に行っているという。なんだ、カフェ・バグダッドと似た志向じゃないですか。

アラビアン・ナイト・イン・東京
7日まで毎夜開いているようです。

ムハンナドさんのHP




「日経トレンディ」5月号194ページに不思議ヒットを斬る【水たばこ】と題して、日本国内の水タバコブームに関する記事が掲載された。3月に行われたカフェバクダッド第8弾のゲストに招いたアルモーメン・アブドーラ氏のほか、サラーム海上氏、鹿島茂氏、半田昌之氏が、それぞれ水タバコブームの見通しを語っている。




イギリスの「高級」週刊誌エコノミスト9月22日号が、アメリカの水タバコ事情を紹介するフィーチャー記事を掲載している。あのお高くとまった感じのエコノミストが、である。いよいよ水タバコ時代到来なのか・・・
記事は、テキサス州の州都オースティン発。オースティンは、ブッシュ大統領のお膝元だが、アラブ、イラン系住民も多く、学園都市として知られとともに最近はIT関連企業の集積地としても有名。水タバコ文化が受け入れられる素地があるのだろう。

エコノミストの記事

記事は、(1)9月から公共の場所での喫煙が禁止されたオースティンの水タバコ事情から始まり、(2)米国での水タバコ普及の経緯、(3)米国と中東での水タバコ器具やフレーバーの違い(4)水タバコの水フィルターの効果(5)喫煙規制先進地のニューヨークやロサンゼルスでの水タバコ・カフェの生き残り策???と盛りだくさんの内容。

米国の水タバコ事情については、本ブログの
米国の水タバコ事情
も参考にしてください。


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